主に銀行が住宅購入者に提供する金融商品

注文住宅などの一戸建てを購入する場合、数十年間での返済を前提とした住宅ローンを組むことが一般的と言われています。広く知られている住宅ローンは、都市銀行や地方銀行などの金融機関が、銀行に口座を持っている利用者に対して提供する金融商品という位置づけです。住宅ローンを借りる人は、職業や収入などに関する事前審査を受ける必要があり、さらに保証会社なども参加する本審査を通過して初めて住宅ローンを利用できる仕組みとなっています。

住宅ローンの返済先として、販売元の銀行に振込口座を指定していることが前提となっていることも特徴です。インターネットバンキングを専門としている銀行の場合、投資信託または外貨預金の口座を開設しているといった条件が課されるケースもあります。

保証料無料と変動金利が特徴

銀行などの民間金融機関が販売している住宅ローンでは、返済時の利息額を決定する金利について、変動金利を選べることが特徴です。変動金利の場合、金利自体が半年単位で変化する仕組みとなり、ローン返済開始時から5年単位で返済額が変動します。ローン開始時の金利が適応され続ける完全固定金利と比較して、金利が上がると支払額が増加し、反対に下がると支払額は減少します。月々の住宅ローン返済額については、金利以外の金額が変化しないことから、早い期間での返済が可能な人に向いています。

住宅ローン申込時にかかる費用として、ローン保証料などがあります。ローンを組む際には保証会社と契約する必要がありますが、その費用は数十万単位となっています。こうしたローンを組むための保証料を無料にしていることも、民間金融機関提供の住宅ローンの特徴です。代わりに事務手数料を割高にすることで、保証料無料を実現するという仕組みとなっています。